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Human pictogram unplugged サイトの公開

我々の研究グループで,

Human pictogram unplugged サイトを公開しました.

「Human Pictogram Unplugged(ヒューマンピクトグラムアンプラグド)」は人型ピクトグラムを用いた統一学習環境です.ピクトグラムは表現の抽象度の高さから,それを見た人物が自分自身や本人に関わる人物事物を想起させる効果があると言われています.アンプラグドは,語源の域を越え,様々な分野でコンピュータを使わない活動のことを指す言葉として使用されるようになっています.一例として現在は,コンピュータサイエンスアンプラグドのアクティビティ群に対して人型ピクトグラムをかたどった単一の教材で横断的に実施するためのコンテンツ群を提供しています.

今後は,人型ピクトグラムを用いることによるコンピュータサイエンス分野以外のアンプラグドアクティビティへの応用や,アンプラグドとプラグドの活動の連携についても研究を進めていきます.ご関心のある方はご連絡ください.

2017/02/03 大プ会でお話

神戸に出張の用務があったので,情報処理学会関西支部の研究会である,大阪プログラミング・情報教育研究会(通称 大プ会)で発表してきました.GOSEICHOシリーズの開発の理由などを話してみたのですが,内輪的な話も多分にあるので,公開できる部分だけslideshareで公開しました.

 

2016/12/01 AGU News vol.83

青山学院大学の季刊誌である,AGU News に本研究室が取り上げられました.

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PDFで公開されています.AGU News Vol. 83 からアクセスできます.インタビューの中で「GOSEICHO」「GODOUCHO」「GOTEICHO」「GOKEICHO」について書かれていますが,それについては,こちらにスライドを提示しておきます.

 

 

2016-11-12 プログラミング関係講演

富山大学で,”産官学「プログラミング教育」大合唱の今,心に留めておくべき大切なこと”というタイトルで1時間講演してきました.

・教育情報化政策の変遷と,プログラミング教育政策の現状
・2009年 スマートフォンの到来
・2010〜2014年 教育情報化とデジタル教科書の失敗
・2016年 産官学「プログラミング教育」大合唱の今
・2020〜2022年を見据えて
・心に留めておくべき大切なこと

最後の5分お話した「心に留めておくべき大切なこと」部分だけ,Slideshareに公開しました.

私にとってはプログラミングというのは当たり前のこと過ぎて,それが教育関係者も含めその言葉が大合唱(というか狂騒に近い?)になっていることに,様々な理由により違和感を感じてしまっています.毎度の「GOSEICHO」,「GODOUCHO」「GOTEICHO」「GOKEICHO」なのですが,とても大切なことを端的に表現していると考えています.

 

2016/11/27-2016/12/01 タイ出張

タイに出張で行ってきました.

前回のタイ出張では,ちょうど大規模なデモの最中で,王宮近くの革命広場に連れて行ってもらった記憶があります.今回は,国王が死去して日も浅い中での出張となりました.弔問の列は途切れる事はありませんでした.また日常の生活を窺い知るに至り,国民の国王に対する尊敬の念を肌で感じる事ができました.

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仕事の合間の空き時間にピクトグラムの収集も出来ました.例えば非常口一つにしても,日本と違い,様々なデザインの非常口マークが存在しています.また,炎と関連づけて非常口がデザインされているものが多いのが印象でした.日本だと,火災だけではなく地震も考えられるのですが,地震が少ないのか,非常時イコールとは火災という認識が強いのかもしれません.

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マレーシアのピクトグラム

 

昨年(2015) マレーシアに出張した際に撮影したピクトグラムです.

一つ目は鉄道の駅で見かけたピクトグラム.左の「線路に立ち入るな」はすぐわかりますが,右側の「凧上げ禁止」は奇妙にみえます.

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こちらは鉄道車内に掲示されているピクトグラム.「いちゃいちゃ禁止」というのがあります, マレーシアはイスラム教を国教とする国であり,厳格な規律のある国であることを窺い知ることができます.このピクトグラムは結構有名なのですが,初めて実物を見ることができました.

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こちらはデジタルサイネージ版.ピクトグラムのデザインが微妙に異なります.なかなかこの画面が表示されなくて,また表示時間も短いので,撮影に苦労しました.

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IT •Literacy プラクティス「情報科」Scratch ドリトル

 

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日本文教出版IT •Literacy プラクティス「情報科」Scratch ドリトルに監修者(Scratch部分)として関わりました.高校生の教科「情報」の授業利用を想定しているため,以下の状況設定がされています.

  1. 45分×3回の授業での利用
  2. 高校の教科「情報」の教員がこのテキストで教えられること.

Scratch部分の執筆は,Scratchを使った女子中高生向けのワークショップなどで活躍されている吉田葵先生です.限られたページ数(実質12ページ)で,可能な限り多くの概念(ループ,イベント,分岐,演算子,変数等)を組み入れています.よって紙面の手順に沿って進めるだけではなく,導入初期段階でのリファレンス的な使い方も想定できると考えています.

さらに言及すれば,一斉授業形式で本当によいかを再考するための「きっかけのテキスト」となってほしいと考えています.

このテキストをどう使うか,使わないかも学習者主体の運用がなされると自然と見えるはずです.またそのときは,学習者の自由闊達な振る舞いや,教員の予想を遥かに上回るような作品の出現に驚かされると思います.これは,本テキストに限らずプログラミング関連の他の書籍や動画コンテンツ一般にも該当する事です.

「情報科」を対象としたテキストですので高等学校を対象に販促されるでしょう.しかし小学校高学年から大学,さらには年代を限定しない半日程度のワークショップなども適用できると思います.逆に高等学校の教科「情報」の授業以外の場で使われることを楽しみにしています.

初等教育,中等教育,高等教育など,学校教育の枠組みでの横割り,縦割り緩和や,家庭教育や社会教育も含むより広域な視点から社会全体の「プログラミング」に対する認識や理解が深まることを望んでいます.