カテゴリー別アーカイブ: 教育

2017/02/03 大プ会でお話

神戸に出張の用務があったので,情報処理学会関西支部の研究会である,大阪プログラミング・情報教育研究会(通称 大プ会)で発表してきました.GOSEICHOシリーズの開発の理由などを話してみたのですが,内輪的な話も多分にあるので,公開できる部分だけslideshareで公開しました.

 

2016-11-12 プログラミング関係講演

富山大学で,”産官学「プログラミング教育」大合唱の今,心に留めておくべき大切なこと”というタイトルで1時間講演してきました.

・教育情報化政策の変遷と,プログラミング教育政策の現状
・2009年 スマートフォンの到来
・2010〜2014年 教育情報化とデジタル教科書の失敗
・2016年 産官学「プログラミング教育」大合唱の今
・2020〜2022年を見据えて
・心に留めておくべき大切なこと

最後の5分お話した「心に留めておくべき大切なこと」部分だけ,Slideshareに公開しました.

私にとってはプログラミングというのは当たり前のこと過ぎて,それが教育関係者も含めその言葉が大合唱(というか狂騒に近い?)になっていることに,様々な理由により違和感を感じてしまっています.毎度の「GOSEICHO」,「GODOUCHO」「GOTEICHO」「GOKEICHO」なのですが,とても大切なことを端的に表現していると考えています.

 

IT •Literacy プラクティス「情報科」Scratch ドリトル

 

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日本文教出版IT •Literacy プラクティス「情報科」Scratch ドリトルに監修者(Scratch部分)として関わりました.高校生の教科「情報」の授業利用を想定しているため,以下の状況設定がされています.

  1. 45分×3回の授業での利用
  2. 高校の教科「情報」の教員がこのテキストで教えられること.

Scratch部分の執筆は,Scratchを使った女子中高生向けのワークショップなどで活躍されている吉田葵先生です.限られたページ数(実質12ページ)で,可能な限り多くの概念(ループ,イベント,分岐,演算子,変数等)を組み入れています.よって紙面の手順に沿って進めるだけではなく,導入初期段階でのリファレンス的な使い方も想定できると考えています.

さらに言及すれば,一斉授業形式で本当によいかを再考するための「きっかけのテキスト」となってほしいと考えています.

このテキストをどう使うか,使わないかも学習者主体の運用がなされると自然と見えるはずです.またそのときは,学習者の自由闊達な振る舞いや,教員の予想を遥かに上回るような作品の出現に驚かされると思います.これは,本テキストに限らずプログラミング関連の他の書籍や動画コンテンツ一般にも該当する事です.

「情報科」を対象としたテキストですので高等学校を対象に販促されるでしょう.しかし小学校高学年から大学,さらには年代を限定しない半日程度のワークショップなども適用できると思います.逆に高等学校の教科「情報」の授業以外の場で使われることを楽しみにしています.

初等教育,中等教育,高等教育など,学校教育の枠組みでの横割り,縦割り緩和や,家庭教育や社会教育も含むより広域な視点から社会全体の「プログラミング」に対する認識や理解が深まることを望んでいます.

2015/12/05-2015/12/06 情報処理学会「コンピュータと教育」第132回研究会

132回研究会に参加してきました.学生セッションの座長を担当しました.今後もっと学生の発表が増える事を期待しています.

福井は恐竜の町としてアピールしているらしく,駅前の至る所に恐竜のオブジェやイラストが点在していました,

 

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2015/10/31 高校教科「情報」シンポジウム2015秋 参加

早稲田大学理工学部キャンパスで行なわれた,高校教科「情報」シンポジウム(ジョーシン)2015秋に参加してきました.

ここ数回は毎回参加しています.テーマが,「初等中等教育におけるプログラミング学習の広がり」ということと,本学部客員教授の阿部先生,本学部助教の吉田先生が登壇されるということで,いつも以上に関心を持って聴講しました.シンポジウムの様子はこちら.Togetter http://togetter.com/li/894059

講演の中でViscuitの原田さんが,生存競争のプログラムを紹介していたので,帰宅後Scratchで作ってみました.

https://scratch.mit.edu/projects/86215937/

国プロになったり,商業的にブームになると,いろいろなプレイヤーが参加します.それは,基本好ましいことと考えているのですが,同時に運命のごとく社会は進んで行きます.故に5年前ぐらいからそれに備えるのが大切な気がします.

教育関係のホットトピックは,学際系学部の運営に似ていると話を聞いていて思いました.どの人の,どの専門家のいうことも概してごもっともで,これを好機として各人がより積極的に振舞うのですが,全体としてそれが良い方向に進むのかどうかは,また別問題なので,視座を高くもち,誰がための学習なのかという視点で,精緻することが重要だと改めて感じました.よくわからない色に染まってしまわないように.

5年後の2020年はどうでしょう.