カテゴリー別アーカイブ: 研究

情報処理学会2018年度山下記念研究賞を受賞することになりました.

情報処理学会2018年度山下記念研究賞を受賞することになりました.
山下記念研究賞は,年度内の研究会やシンポジウムにおける研究発表のうちから選ばれた,特に優秀な論文の発表者に授与される賞です.受賞した論文の発表タイトルは,「ピクトグラミング -人型ピクトグラムを用いたプログラミング学習環境-」です.

山下記念研究賞の表彰は,2019年3月15日(金)に開催される情報処理学会第81回全国大会にて行われます.

https://www.ipsj.or.jp/award/yamasita2018-detail.html#ce

2018-09-15 情報処理学会 Exciting Coding! Junior 2018

情報処理学会の子ども向けプログラミングイベントである Exciting Coding! Junior 2018で講師をしました.

https://www.ipsj.or.jp/event/s-seminar/2018/ExcitingCoding2018/index.html

情報処理学会では,子ども向けのプログラミングに関する研究・実践を長年にわたり行ってきた学会員や,子どもの頃からプログラミングを愉しみ、育ってきた学会員が大勢在籍しています.そのため情報処理学会では,会員とジュニア会員が一緒になってアイデアを形にする場を提供することが大切だと考えています.

 

Pictogramming(ピクトグラミング)公開からはや1週間

人型ピクトグラムを用いたプログラミング学習環境ということで先週公開した「ピクトグラミング」 なのですが,各種ニュースサイトで「ぬるぬるプログラミング」というフレーズで紹介いただけたこともあり多くの方々に知ってもらえ,またすでに何人かの先生の授業でも使っていただいたようで光栄です.個人的には,ピクトグラムを作ってみようというような切り口でまずは楽しんでいただければと思っています.楽しんでいたら「いつのまにかプログラミングの基本概念も体得しまっていた」みたいな,そんな環境を目指しています.
研究室の学生の皆さんのおかげで,サイト公開後まだ1週間足らずですが,サイトのコンテンツもかなり拡充(使い方動画や各種マニュアル等の追加)しています.私も設計理念など様々なトピックでブログを書きはじめました.ぜひ授業等で使ってみて頂いて色々な視点からのフィードバックをいただければ開発者としてなりよりです.

http://pictogramming.org

Pictogramming サイトの公開

1年前よりコツコツと作りつづけて来た,「ピクトグラミング」 を2017年12月7日公開しました.

URI は http://pictogramming.org です.用途によって,プログラミング学習環境ツールになったり,ピクトグラム作成環境ツールになったりさまざまです.

まだまだ改良の余地があるアプリケーションですが,これからも誠意開発を進めていきます.

よろしくお願いします.

2017-08-18 情報処理学会 情報教育シンポジウム SSS2017発表

2017年8月17日から19日までユーカリが丘駅前直結のウィシュトンホテル・ユーカリで開催された情報処理学会 情報教育シンポジウム SSS2017で

「ピクトグラミング – 人型ピクトグラムを用いたプログラミング学習環境 -」というタイトルで発表しました.論文はここからダウンロードできます

論文の中で掲載している,「体の部位と表記の対応」の表で,部位IDと上位IDの対応を表記間違えしていました,正しくは以下の通りです.

おかげさまで評判もよく,最優秀発表賞をいただきました.もうしばらく機能追加と評価実験を繰り返してから公開しようと考えています.

 

2015/12/05-2015/12/06 情報処理学会「コンピュータと教育」第132回研究会

132回研究会に参加してきました.学生セッションの座長を担当しました.今後もっと学生の発表が増える事を期待しています.

福井は恐竜の町としてアピールしているらしく,駅前の至る所に恐竜のオブジェやイラストが点在していました,

 

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日本デジタル教科書学会 理事退任

2012年5月に拝命した日本デジタル教科書学会の理事を,2015年8月の理事会をもって,任期満了に伴い,退任しました.

2012年に開催された日本デジタル教科書学会 設立記念全国大会 では実行委員長を担当しました.この時は,教育系学会ではほぼ当然となっている協賛ブースを一切設けないことを重要視しました.「デジタル教科書」という,単語の概念すら定まっていない状態で,企業ブースを乱立させることには非常に問題があると感じていたからです. 偶然にも,青山学院大学の新棟である17号館の使用料が期間限定で無料だったことがあり,企業ブースは一切無しの方向で開催しました.

今の「デジタル教科書」を限られた字数で端的に述べると

ではないかと考えています.公教育や検定教科書のルールの中に限定してデジタルを考えていても,それは教科のデジタル化には寄与しますが,教育内容自体や教育効果の視点からのデジタル化の恩恵には必ずしも寄与しません.また,教育系の学会を運営する際の既存の定型的方法を採用しないことが大切であると考えています.

2010年ぐらいから考えていることですが,自分は「デジタル教科書」という言葉が触媒として機能しうるのは2014年頃までと予想していました.2014,5年ぐらいまでにはには,(こども向け)「プログラミング教育」という新たな触媒が生まれるだろうと予想し,その際再考を余儀なくされるだろうと.ここで触媒というのは,教育になんらかしら変革を起こしうるキーワードとなるものです.

学会名を改名した方が良いのではと考えた時期はありましたが,今は,このままでも良いのではないかと思うようになっています.

これまで培ってきた「日本デジタル教科書学会」のコミュニティーを大切にしていくことは重要だと考えています.また学会のアクティビティが一般的な解釈での「デジタル教科書」とあまり関係ないことも重要なメッセージになっていると考えます(よい意味で).最近反転○○というのが流行っています.「反転学会」というと事前に発表動画や発表資料を提示し,当日は質疑応答,ディスカッションだけと言うのをイメージされると思いますが,違う意味での反転学会のようなものがいくつかあってもよいのではと思うからです.

3年間の関わりの中で,一番感銘を受けたのは招待講演でもなく,2014年度の全国大会でポスター発表していたTravel Buddyというプロジェクトの話でした.これはぬいぐるみを「ぬいぐるみ留学生」として海外の提携校と交換し,様々な方法で時にはe-mail等を使って生徒らが交流するというお話でした.私はブースにおいてあったぬいぐるみを指して,これは「素晴らしいデジタル教科書」ですね.と言ったやりとりの記憶が今でも残っています.