ピクトグラミング関係のご報告

http://pictogramming.org/ ) 予想以上に評判がよく,正直自分でも驚いています.公開したことが牽引力となり,この1ヶ月で随分機能を追加することができました.今年に入り早速小学校から大学まで少しづつ使われ始めてます.直接相談にいらっしゃる方もいて,来年度(4月)からはより多くの教育機関等で使っていただける予定です.まだ実装したい機能がいくつもあって,2,3月に少しまとまった時間ができるので,次年度が始まる前までに,また集中的に篭って実装を進めたいと思っています.]]>

ピクトグラムコンテンツ作成環境 Pictogramming (ピクトグラミング)

ピクトグラムコンテンツ作成環境「ピクトグラミング」の開発を進めています.アプリケーションのURLは https://pictogramming.org/ です.用途によって,初学者向けプログラミング学習ツールになったり,情報デザイン学習ツールになったりします.「ピクトグラミング」は,2017年8月に開催された「情報処理学会 情報教育シンポジウム SSS2017」にて,初めて公開し,同時に非常に高い評価を得て最優秀発表賞を受賞しました.その後,情報処理学会2018年度山下記念研究賞,2018年度情報処理学会論文賞,2018年度情報処理学会優秀教材賞を受賞しています.さらには,プログラムをPython言語で記述可能なピクトグラミングの派生環境であるPicthon(ピクソン),JavaScript言語で記述可能なピクトグラミングの派生環境であるJavaScpict(ジャバスクピクト),ビジュアルブロックを使って記述可能なピクトグラミングの派生環境であるBlockPictogramming(ブロックピクトグラミング)など,ピクトグラミングの長所を生かした各種応用アプリケーションを開発しています.これらを総合してピクトグラミングシリーズと呼んでいます.ピクトグラミングシリーズは,情報教育を専門とする研究者から高い評価を受けるとともに,小学校から高等学校までのプログラミング教育の必修化が社会的に注目されている中において幅広く利用されています.
さらには,これらの環境を用いデザイン,プログラミング,コンテンツ,データ処理等の複眼的視点から情報科学を横断的に学習するカリキュラム設計なども行なっています.

Human pictogram unplugged サイトの公開

Human pictogram unplugged サイトを公開しました. 「Human Pictogram Unplugged(ヒューマンピクトグラムアンプラグド)」は人型ピクトグラムを用いた統一学習環境です.ピクトグラムは表現の抽象度の高さから,それを見た人物が自分自身や本人に関わる人物事物を想起させる効果があると言われています.アンプラグドは,語源の域を越え,様々な分野でコンピュータを使わない活動のことを指す言葉として使用されるようになっています.一例として現在は,コンピュータサイエンスアンプラグドのアクティビティ群に対して人型ピクトグラムをかたどった単一の教材で横断的に実施するためのコンテンツ群を提供しています. 今後は,人型ピクトグラムを用いることによるコンピュータサイエンス分野以外のアンプラグドアクティビティへの応用や,アンプラグドとプラグドの活動の連携についても研究を進めていきます.ご関心のある方はご連絡ください.]]>

2016-11-12 プログラミング関係講演

私にとってはプログラミングというのは当たり前のこと過ぎて,それが教育関係者も含めその言葉が大合唱(というか狂騒に近い?)になっていることに,様々な理由により違和感を感じてしまっています.毎度の「GOSEICHO」,「GODOUCHO」「GOTEICHO」「GOKEICHO」なのですが,とても大切なことを端的に表現していると考えています.  ]]>

2016/11/27-2016/12/01 タイ出張

仕事の合間の空き時間にピクトグラムの収集も出来ました.例えば非常口一つにしても,日本と違い,様々なデザインの非常口マークが存在しています.また,炎と関連づけて非常口がデザインされているものが多いのが印象でした.日本だと,火災だけではなく地震も考えられるのですが,地震が少ないのか,非常時イコールとは火災という認識が強いのかもしれません. img_1342]]>