IT •Literacy プラクティス「情報科」Scratch ドリトル

日本文教出版IT •Literacy プラクティス「情報科」Scratch ドリトルに監修者(Scratch部分)として関わりました.高校生の教科「情報」の授業利用を想定しているため,以下の状況設定がされています.

  1. 45分×3回の授業での利用
  2. 高校の教科「情報」の教員がこのテキストで教えられること.
Scratch部分の執筆は,Scratchを使った女子中高生向けのワークショップなどで活躍されている吉田葵先生です.限られたページ数(実質12ページ)で,可能な限り多くの概念(ループ,イベント,分岐,演算子,変数等)を組み入れています.よって紙面の手順に沿って進めるだけではなく,導入初期段階でのリファレンス的な使い方も想定できると考えています. さらに言及すれば,一斉授業形式で本当によいかを再考するための「きっかけのテキスト」となってほしいと考えています. このテキストをどう使うか,使わないかも学習者主体の運用がなされると自然と見えるはずです.またそのときは,学習者の自由闊達な振る舞いや,教員の予想を遥かに上回るような作品の出現に驚かされると思います.これは,本テキストに限らずプログラミング関連の他の書籍や動画コンテンツ一般にも該当する事です. 「情報科」を対象としたテキストですので高等学校を対象に販促されるでしょう.しかし小学校高学年から大学,さらには年代を限定しない半日程度のワークショップなども適用できると思います.逆に高等学校の教科「情報」の授業以外の場で使われることを楽しみにしています. 初等教育,中等教育,高等教育など,学校教育の枠組みでの横割り,縦割り緩和や,家庭教育や社会教育も含むより広域な視点から社会全体の「プログラミング」に対する認識や理解が深まることを望んでいます.]]>

2015/10/31 高校教科「情報」シンポジウム2015秋 参加

https://scratch.mit.edu/projects/86215937/ 国プロになったり,商業的にブームになると,いろいろなプレイヤーが参加します.それは,基本好ましいことと考えているのですが,同時に運命のごとく社会は進んで行きます.故に5年前ぐらいからそれに備えるのが大切な気がします. 教育関係のホットトピックは,学際系学部の運営に似ていると話を聞いていて思いました.どの人の,どの専門家のいうことも概してごもっともで,これを好機として各人がより積極的に振舞うのですが,全体としてそれが良い方向に進むのかどうかは,また別問題なので,視座を高くもち,誰がための学習なのかという視点で,精緻することが重要だと改めて感じました.よくわからない色に染まってしまわないように. 5年後の2020年はどうでしょう.  ]]>

ゼミ生のページ

ゼミ生からの紹介 このページは、伊藤ゼミに所属しているゼミ生が編集しています。  


 

2015年度の活動記録

2014年12月から1年間の、伊藤ゼミの活動を紹介します。  

2014年11月

ゼミ訪問・面接

2年生の11月頃に、ゼミを訪問してまわります。 今年度は、ゼミ全体の説明の後、上級生が各自のブースにて展示・発表を行う予定です。

2015年3月

ゼミ合宿

2015年度のゼミ合宿は、八王子セミナーハウスで2泊3日で行いました。 全員の自己紹介の後、新3年生と伊藤先生が予め決めてきた合宿での活動内容を発表しました。 新2年生はそれを聞いて誰の活動についていくかを決め、2日目までに何か「動くもの」を作成します。 下記は、昨年度の活動内容です。

  • HTML5・JavaScriptでのWebアプリ作成
  • Scratchでのゲーム作成
  • 様々なセンサーの活用
最終日の3日目には、合宿内での活動の成果を発表します。

4〜7月

社会情報体験演習SA

社会情報学部の1年生の必修授業である「社会情報体験演習」の授業のSAを行います。そのため、火曜日の4,5限は、授業を入れられません。 授業では、Raspberry PiやStuduino、LEAP MOTIONなど様々なデバイスに触れます。SAを通して、デバイスを扱うことが出来るようになり、自らの学習にもつながります。 その様子を紹介した動画がありますので、参照して下さい。

5月

Scratch Day

Scratch Dayとは世界各国で年に一度開催される、教育用プログラミング言語Scratchのお祭りです。 子供達によるプログラミングバトルや、子供たちが自分の作った作品を紹介したり、ワークショップなどが行われました。 私たち伊藤ゼミ有志は、「ざわざわ集団GOSECHO」としてTouch&Tryコーナーに出展し、子供たちにLEGOでの作品をScratchで制御するということを体験してもらいました! Scratch Dayの様子 Scratch Dayの様子

8月

Maker Faire Tokyo 2015

東京ビックサイトにて行われた、ものづくりの祭典である「Maker Faire Tokyo 2015」に、「GOSEICHIO」というサークル名でブースを構え、出展しました。 作品制作のテーマは「盆栽」です。Scratchやなのぼ〜どを利用したゲームや、3Dプリンタで作った盆栽など、様々なものを作りました。 Maker Faire Tokyo 2015 Maker Faire Tokyo 2015

9月〜11月

輪講

今年度は、「情報の信頼性」をテーマに、社会情報学部らしく個人が様々な側面から切り口を見つけ、輪講を行っています。 全員の輪講が終わった日には、みんなでお疲れ様会をしました。

12月〜2016年1月

卒研テーマ決定

4年次で特定課題演習もしくは卒業研究のどちらをやるかの選択をします。 卒業研究を選んだ学生は、冬休みまでにそのテーマを決定させます。

2016年3月

ゼミ合宿

新入生を迎え、初めて研究室全体での活動です。 新3年生はLeapMotionやKinectなどをScratchで制御しておもちゃを作り、新4年生は卒業研究を進めました。
 
 

ゼミ生個人の活動記録

森くんの活動

Google Cardboardで遊んでみました☆ また、3Dプリンターを使ってフィギアやオブジェなどを制作しています。 3D printer 3D printer

山﨑さんの活動

Ichigo Jamを組み立て、動かしてみました。 IchigojamIchigojam完成図 また他にも、OpenCVを使って画像認識ツールを動かしてみました。 ターミナルからPythonでXMLファイルを読み込み、目の位置を取得したり、Macの付属のカメラを使って動いているものを認識したりなどで遊びました。
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